人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

白木正四郎の福萬醤油

dfukuman.exblog.jp

醤油の文化を語るブログ

福萬醤油誕生と黒田騒動の歴史検証

黒田騒動について


栗山大膳を主君を訴えた極悪人のように最近の歴史解説書では次第に多くなってきている。これは、明治時代の田山花袋の自然派文学の流れから人間の崇高な精神を疑う社会主義的な観点から歴史の英雄を蔑む影響と思われる。栗山大膳を先祖の一人として、供養している立場から、もう一度歴史を見直したいと心から願っている。今回、歴史を紐解く過程で次の事実に気がついた。黒田家の筆頭家老として、黒田如水、長政、忠之三代に仕えた白木家の先祖の一人である栗山備後守利保が死去した寛永9年(1631年)の翌年寛永10年に黒田騒動が発生した事実である。
家老として忠之を長政公から後見人として託された大膳は父利保の死去に伴い、忠之公に直言する重鎮がいなくなったのだ。そのために、忠之公が暴走をした。父から黒田家を守れと遺言された大膳は命をかけて江戸幕府に訴えたのではないだろうか?大膳は徳川家康公の孫娘(養女)の夫である忠之公を江戸幕府は改易しない。また家康から「忠節を感謝し、徳川家は黒田家の子孫を粗略には扱わない」との感状ことを確信した上で、江戸幕府に直訴したのではないか?

以下「歴史の勉強 黒田騒動」 というサイトは、栗山大膳の気持ちのみならず忠之公や倉八十太夫の心情を暖かい視線で血の通う人間として理解して描かれている数少ない解説である。皆様にぜひ、読んでいただきたいと思い以下に掲載する。この作者は人間観察の達人である。この騒動に誰一人の悪人も登場しないという結論は深い人間について作者の洞察と優れた哲学に裏付けされている。


黒田騒動について歴史解説。http://roadsite.road.jp/history/soudou/soudou-kuroda.html
歴史の勉強 黒田騒動
by fukumansyouyu | 2009-11-23 13:58

by fukumansyouyu